物事の事象をフレームにあてはめて分析し、論理的に説明し、物事を解決していこうとするやり方が現在のあらゆるビジネスシーンに見られる。
ネットでの集客方法をとってみても同じだ。
例えば、最近はPPC広告ということで、キーワード単価を設定し、キーワードごとのコンバージョン率を分析し、よりよい成果に結びつけるためにいろんな角度からデータを分析していくという手法。
これも悪くはないが、感覚的に何かが欠けている気がする。
キーワード、データ分析・・・それが稼ぐための手法ともてはやされているが、どうもしっくりこないのは私だけだろうか。
今日は、とても素晴らしい本にめぐり会えた。
ダニエル・ピンク著、大前研一訳のこの本。
これは、今の時代において、最も大切なものになってくることを書いた本だ。
この本の中で出てくるキーワードに「ハイ・コンセプト」「ハイ・タッチ」がある。
「ハイ・コンセプト」とは、パターンやチャンスを見出す能力、芸術的で感情面に訴える美を生み出す能力、人を納得させる話のできる能力、一見ばらばらな概念を組み合わせて何か新しい構想や概念を生み出す能力、など。
「ハイ・タッチ」とは、他人と共感する能力、人間関係の機微を感じ取る能力、自らに喜びを見出し、また、他の人々が喜びを見つける手助けをする能力、そしてごく日常的な出来事についてもその目的や意義を追求する能力、など。
これらが、新しい時代を動かしていく力であり、これまでとは違った新しい思考やアプローチであるという。
つまり、従来の既成概念にとらわれずに新しい視点から物事をとらえていくことが必要だということだ。
そのためには、「6つの感性」が必要になる。
その6つとは、
デザイン
物語
全体の調和
共感
遊び心
生きがい
これらの感性を磨き、ビジネスに活かしたものが圧倒的な差別化を生み出すことになる。
単なるマニュアルで得られることや、テクニック、そしてツールを使ってできることなどは、いつか誰かにとって代わるものであり、それらは人を魅了するようなものは生まれない。
一時的には、もてはやされることがあったとしても、だ。
人が魅了されるのは、「ハイ・コンセプト」「ハイ・タッチ」に裏付けられたその人の個性、創造性、つまり、感性を感じさせるものであるから。
「6つの感性」を感じさせるもの。
左脳・右脳を両方使った全脳思考によるビジネスモデルの構築。
それがこれからのビジネスを大きく前進させるパワーになる。


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