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行動経済学
予想どおりに不合理 無料!タダほど高いものはない?!
世の中には無料!という言葉があふれかえっている。
無料サンプル、無料サービス、無料レポート、無料お試し・・・
無料という言葉は人を動かす大きな力がある。
仕掛ける側とすれば、無料という魅力的なキーワードで人を集客することがねらいだ。
釣られる方としても、無料で何かがもらえるのなら悪い気はしない。
しかし、無料の後には当然、バックエンドの売り込みが待っている。
それも今や常識として分かってはいるけど、目先の無料の誘惑にはなかなか勝てない。
それが人の心理。
無料がもたらす人の行動については、ダン・アリエリーが「予想どおりに不合理」という本の中で分かりやすく書いている。
例えば、アマゾンも一定額以上を注文すると配送料無料としているが、これも過去に実は失敗があって、アマゾンのフランス支社では配送料を無料でなく、1フランにしていたが思った効果はなかったが、配送料を無料にしたとたんやはり大きな効果があったという。
配送料を無料にすることによるコスト負担以上にそれをペイしてあまり余るほどの受注が取れるということ。
実際、本を注文するときにあと数百円注文したら配送料が無料になるのならとあまり欲しいと思っていなかった本をついで買いしてしまうことはよくあることだ。
この「予想どおりに不合理」という本のサブタイトルは、”行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」”とつけられているように、人が何かを選択するときになぜ非合理的とも思われるような行動をとってしまうのかということについて様々な事例をもとに非常に分かりやすく解説している行動経済学の本だ。
予想どおりに不合理というタイトル自体、予想どおりという言葉と不合理という言葉が相反するものではあるが、人は不合理と思われるような行動を予想どおりに行ってしまうものだ。
理性をもって合理的に考えればそれを選ぶはずはないのに、なぜかしらこっちを選んでしまうということがよくある。
そういった人の選択行動のなぜ?を研究するのが行動経済学であり、ビジネス心理学という言い方もできるかもしれない。
なにはともあれ、ビジネスで成功するためには人の心理を知らなければいけない。
この本を読めば、いろんなところでここに書かれてあることが戦略的に使われているのがよく分かるようになるはず。
もしかしたら、あなたは知らず知らずのうちに心理的に誘導されていたりして・・・。
この本はこっそり読むことをおすすめしたい。
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